writer : techinsight

太陽光発電システムを搭載したカーポート&ガレージの『ソーラーピット』

ワイズは、太陽光発電システムの設置が難しい住宅や発電システム増設向けに、太陽光発電システムを搭載したカーポート&ガレージのシリーズ『ソーラーピット(Solar-Pit)』を2010年10月に販売を開始する。
独自の試算では年間発電量は3,647kWhと予測されており、一般家庭の年間電力使用量3600kWh~4000kWhをほぼまかなえる計算となる。

カーポートタイプは車2台分のスペースで3.0kW、ガレージタイプは3.6kWの太陽光発電システムを搭載する。

3.6kWの発電容量は、現在設置されている家庭用太陽光発電システムの平均値とほぼ同等の発電量が確保できる。独自の試算では年間発電量予測を3,647kWh、CO2排出削減量はおおよそ1,147kg-CO2となり、日本の平均的な家庭から出る温室効果ガスを約21.4%削減する。

また、サイズ特注も可能で、スペース次第でより大きな発電システムの搭載が可能だ。

カーポートタイプでは、屋根の傾斜2.9度の方位対応2タイプ、3デザインがラインアップされている。

ガレージタイプでは、屋根の傾斜4.6度の方位対応4タイプ、3デザインがラインアップされている。

ライフスタイルや趣味嗜好で車を選ぶように、愛車を大切に保管するカーポート、ガレージも車や家のデザインに合わせたり、街並みへの配慮を大切にしたいとの考えを基に開発された。

『ソーラーピット』カーポートタイプの仕様は、カーポートの屋根サイズが間口5,600mm×奥行5,600mm×高さ2,840mmで、参考販売価格は2,400,000円からとなっている。

『ソーラーピット』ガレージタイプの仕様は、ガレージの屋根サイズが間口6,200mm×奥行6,600mm×高さ3,430mmで、参考販売価格は3,700,000円からとなっている。

もちろん、JETの認証を受けた、2010年度の太陽光発電補助金制度「住宅用太陽光発電導入支援対策費補助金」に対応するので、安心して導入できる。
(TechinsightJapan編集部 真田裕一)