株式会社デジタルスタジオは、ECサイト構築ソリューション「Live Commerce」に、「PayPal」決済システムを搭載したVer0.6βをリリースした。
世界最大規模のオンライン決済サービス標準搭載で、国際間の料金決済に完全対応し、国産オープンソース初の、グローバルECサイト構築ソリューションへ進化した。
多言語(日本語、英語、中国語[簡体字/繁体字])によるグローバルサイト構築に対応した、ECサイト構築ソリューション「Live Commerce」では、ペイパルジャパン株式会社の世界最大規模のオンライン決済サービス「PayPal」を、2010年8月30日にリリースした「Ver0.6β」に標準搭載した。
「PayPal」決済システムは、「Live Commerce」に標準搭載されているため、無料で利用できる。
「Ver0.6β」のリリースによって、ネットショップ運営者は英語圏、中国語圏に対応したグローバルECサイトを構築する際に課題となっていた、決済面、および、配送料金の自動計算が、「Live Commerce」の利用で解決される。
これにより、「Live Commerce」は国産オープンソースとして初の、本格的なグローバルECサイト構築ソリューションとなる。
圧倒的な輸入超過のオープンソースを始めとしたITソリューションにおいて、こうした国産ソリューションが提供されたことは、日本のIT業界における大きなステップとなるであろう。
株式会社デジタルスタジオは、「Live Commerce Ver0.6β」版を2010年8月にリリースしたが、10月末までに正式版をリリースする予定となっている。
(TechinsightJapan編集部 真田裕一)