writer : techinsight

有名アプリケーションをインターネット経由で使う中小企業向けクラウドサービス「Dougubako」提供開始 日立情報システムズ

Microsoft Officeや給与・会計などの弥生シリーズなどの有名アプリケーションは、ライセンス費用もかなりの金額になる。しかも更新プログラムの適用を随時行っていかないと、正常に動作しなかったり、セキュリティ上問題が発生する場合も多い。そこで、こうしたアプリケーションをインターネット経由で安価に使うことができるクラウドサービス「Dougubako」が、日立情報システムズから提供開始された。

「Dougubako」は、実績・定評のある業務アプリケーションを、日立情報のデータセンタからネットワークを通じて利用できるクラウド型のサービスだ。

既にラインアップされているアプリケーションのほか、ユーザーが利用したいアプリケーションを追加することも可能だ。

また、利用するアプリケーション間のデータ連携機能も標準装備されているため、アプリケーションごとのデータの入力をすることなく一貫したデータ管理をすることができる。

さらに作成したデータは「データ金庫」で安全に保管するため、万が一、パソコンなどが壊れた場合にもデータの消失を防ぐことができる。

アプリケーションのバージョンアップやデータの自動バックアップ、セキュリティ対策などは全て標準サービスにて提供するため、わずらわしいIT資産管理をすることなく、本業に集中することができる。

現在ラインアップされているアプリケーションは、次のとおりとなっている。

Microsoft Office 2007
Microsoft Visio 2007
Microsoft Office Project 2007
Microsoft SQL Server 2005
Microsoft SQL Server 2008
Microsoft Visual Studio 2008
弥生会計10
やよいの青色申告10
会計上々
その他全21種類

提供価格は、経理業務モデルで、初期費21,000円、月額21,000円からとなっている。
(TechinsightJapan編集部 真田裕一)