デジタル絵本分野で、Androidアプリの有力なソフトが登場した。

株式会社dcWORKSは、国際デジタル絵本学会の協力により、Android端末で絵本を自動音声読み聞かせする『読み聞かせデジタル絵本』の無償ダウンロードを、「Android Market（アンドロイド マーケット）」にて、2010年8月26日より開始した。

今般、ファミリー層、とくに子育て中の主婦と子供を中心に、ファミリーで楽しめるコンテンツ（脳力トレーニング、検定ゲームなど）が普及している。また、携帯電話やゲーム機などのネット対応の機器においても、ファミリー向けのコンテンツが増えている。

同社では、Android端末の新しい使い方の一つとして、とりわけAndroidスマートフォンの大型画面・高画質と音声読み聞かせ機能に最適なデジタル絵本の電子書籍をリリースした。

本アプリでは、絵本のイラストを自動表示しながら音声でストーリーを読み聞かせするため、幼児への読み聞かせなどに使える。また、子供の語学の学習用に、読み上げ音声の日本語／英語切り替え、日本語および英語字幕の画面同時表示、絵本の同じページの繰り返し再生による内容の確認などができる。

本アプリのリリース第1弾は「かぐや姫」。

Androidマーケットで『デジタル絵本』で検索して無料ダウンロードできる。
今後、日本および世界の民話・昔話などを中心に、提供タイトル数を順次拡大していく予定となっている。
また、iPhone/iPadアプリもリリース予定である。
（TechinsightJapan編集部　真田裕一）