エプソンダイレクトは、多くの拡張ボードが普及しているPCIスロットを3スロット搭載し、既存の拡張ボードを有効活用することができる「Endeavor MT9000」を発表し、オンラインショッピングサイトおよびコールセンターを通じて、2010年8月24日より受注を開始した。
「Endeavor MT9000」はPCIスロットを3スロット搭載した。PCIスロットは全てフルサイズ(カード長 312mm)まで装着可能であるので様々な拡張カードに対応することができる。
業務用機器などとの通信で利用されているシリアルポートも1ポート標準搭載した。オプションを追加すればさらに2ポート増設が可能、業務用プリンターなどで使用されているパラレルポートも増設することができる。
また、最新のビデオボードにも対応できるPCI Express x16スロット、様々な周辺機器を接続できるUSB2.0ポートを前面4/背面4、キーボードやマウスが接続可能なPS/2ポートなど充実したインタフェースを備えているので幅広いシーンに対応可能である。
CPUはインテル Celeron プロセッサー、インテル Pentium プロセッサー、インテル Core2 Duo プロセッサーの幅広いラインアップが用意されている。ビデオはインテル G41 Express チップセット内蔵ビデオに加え、ATI Radeon、NVIDIA Quadro、ATI FireProの各シリーズを用意しているので、一般的なオフィス業務からCAD/CGなど高度な画像処理が要求されるものまで対応することが可能である。
この他にも2台のHDDに同一のデータを書き込むことで万が一のHDDトラブルの際にもいち早く復旧可能なRAID 1キットなど豊富なBTO(Build To Order)オプションを用意している。
OSは最新のWindows 7に加え、ビジネスシーンでニーズの高いWindows XP Professional 32bit(Windows 7 Professional 正規版のダウングレード利用)の中から選ぶことが可能である。
価格は基本構成で52,500円からとなっており、必要な部分は随時機能強化を図ることができる。
(TechinsightJapan編集部 真田裕一)