writer : techinsight

昔の写真をデジタルデータ化できるフォトスキャナー「デジ造フォト」を発売 プリンストンテクノロジー

昔懐かしい子どもの頃の写真、父母の若かった頃の写真などは、時間とともに色あせる。きちんと整理整頓されているうちにデジタル化したいものだ。
しかし、一般的なフラットベッドスキャナーでは、作業効率が悪い。専門の業者に依頼してもよいが、できれば1枚1枚思い出をかみしめながらデジタルスキャニングしたいものだ。そんなフォトスキャナーが「デジ造フォト」である。

本製品は、簡単な操作でプリント写真をデジタルデータに変換できるフォトスキャナーである。

USBフラッシュメモリやSDカード、マルチメディアカードなどを本製品に接続することで、パソコンを介さずに画像データとして保存することが可能である。データを保存したSDカードをそのままデジタルフォトフレームに差し込めば、スキャンした写真をその場ですぐに楽しめる。

デジタルデータ化した写真を加工・編集できる「ArcSoft MediaImpression 1.2」が付属しており、赤目除去や明るさ、色調など好みにあわせた画質調整が可能である。また、静止画からスライドショー動画を作成することもできる。

写真のほかにも名刺や年賀状などもデジタルデータ化して保存することもでき、読み込んだ名刺をデータベース管理できるソフトウェア「BizScanner」も付属している。

価格は15,800円(税込み)、2010年8月下旬より出荷開始予定となっている。

ユーザーが独身で近々結婚を控えているような場合は、ぜひデジタル化をしておいたほうがよい。赤ちゃんの頃からの成長記録をスライドショー化して、披露宴で流すビデオとして使うのに重宝する。

DVDに焼いてご両親にプレゼントしても喜ばれるだろう。
(TechinsightJapan編集部 真田裕一)