株式会社ピクセラは、マルチピクチャーフォーマット対応などの静止画機能を大幅に強化したWindows向け静止画・動画管理編集ソフトウェア「MediaBrowser」Ver.2.5の提供を開始した。
「MediaBrowser」Ver.2.5の最大の特長は、従来のデジタルビデオカメラ専用であったバージョンからデジタルスチルカメラにも対応することで、より幅広い使い方ができるようになったことである。
今回、株式会社リコーの新モデルデジタルカメラ 「CX4」に付属することになった。
JPEG、TIFFだけでなく、OS標準では非サポートの複数枚の画像を1ファイルに記録するCIPA準拠のマルチピクチャーフォーマット(MPファイル)に対応。連写撮影の写真も1つのファイルとして管理できるようになった。またRAWにも対応しているので、高画質な写真を楽しむことができる。
多彩な画質調整、効果機能を持ち、 自動色調整や逆光補正、赤目補正などの調整機能や、モノクローム、セピア、スポットライト機能などの多彩な効果機能で手軽にレタッチができる。
撮影日が一目でわかるカレンダー表示機能を搭載し、日ごとの表示にも対応しているので、撮影時間別に見ることもできる。
DCF規格に準拠したファイルを書き出すことができるので、撮影したカメラとは別のカメラや機器で画像ファイルを見ることができる。
Google Earthでの位置情報表示機能を持ち、位置情報機能を有効にすると、「MediaBrowser」でのファイル再生時に、自動的にGoogle Earthを起動して撮影場所を表示できる。
さまざまなスタイルでデジカメ画像を編集管理できるツールである。
(TechinsightJapan編集部 真田裕一)