NECならびにNECパーソナルプロダクツはこのたび、電話サポート窓口「121コンタクトセンター」において、パソコンが使用できない状況でのサポート強化のため、携帯電話やスマートフォンを利用したサポート・サービスを開始した。
「自動音声診断」と連携し、パソコンが起動できないなどのトラブル解決方法の操作手順を携帯電話やスマートフォンの画面で確認できるサポート・サービスである。
パソコンが起動した状態での不審な現象であれば、画面を見ながら電話で相談ができるが、起動すらしないのであれば説明のしようがない。
ユーザ本人はパニックになっているから、冷静な判断ができなくなっていることが多いが、たいていは電源ケーブルが外れているとか、バッテリーが充電切れしているといった些細なトラブルが原因だったりする。
この辺の冷静なチェックと対処法を携帯電話やスマートフォンでサービス提供しようというものだ。
パソコンが使用できない状況において、携帯電話やスマートフォンで121コンタクトセンターの「自動音声診断」を利用したとき、トラブル解決の操作手順を記載したURLをショートメッセージサービス(SMS)で案内。ユーザによる携帯電話やスマートフォンのメールアドレスの登録なしで利用が可能だ。
トラブル解決の操作手順を確認できる画面は、「自動音声診断」の音声による操作手順の説明に、文字や画面イメージなどの情報を加えたわかりやすい表示である。
パソコンが起動できない場合でも、携帯電話・スマートフォンを利用することで、視覚的にトラブル解決方法を確認できる。
縦スクロールで見やすく操作しやすいレイアウトの採用やデータ容量の調整など、携帯電話やスマートフォンの画面特性に合わせた最適なサポートページを提供する。
NECビッグローブのクラウド型CMS(Content Management System)サービス「CMS All in One for WebRelease」を活用して実現している。
2010年8月19日から、サービスの提供を開始している。
(TechinsightJapan編集部 真田裕一)