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富士通 携帯電話とパソコンを各種測定機器と連動させた健康増進サービス「深体創工房」を提供

富士通は、携帯電話とパソコンを活用した新しい健康サービス「深体創工房(しんたいそうこうぼう)」を8月10日より提供開始した。
「深体創工房」は、携帯電話のセンサーとパソコンを使って日々の活動状況や身体の変化などの情報をネットワーク経由で専用のサーバに記録し、毎日の健康管理を簡単にする健康増進サービスである。

同社製携帯電話の3D加速度センシング・解析技術を活用して取得した、より正確な身体活動情報と、健康機器との連携で体重や体脂肪などの情報も、ネットワーク経由で「PHR(Personal Health Record)」を格納する専用のサーバに自動で転送する。

体重計、血圧計を始めとした各種健康測定器具の数値をデバイスに転送してからサーバに格納するので、手間がかからない。また、日々の身体の変化は、パソコンからカレンダー日記やグラフなどでしっかりチェックすることができる。

予防医学と行動医学の専門家の知見に基づいて設計された健康増進プログラムは、個人の生活習慣や性格・行動パターンを把握することで、一人ひとりに合わせた効果的な運動プログラムを提案する。

さらに、自分の目的にあった目標を設定することができるので、自分のペースで理想の身体づくりに取り組むことができる。

携帯電話から収集した身体活動情報の変化に応じて、キャラクターから楽しい応援メッセージが入ったアドバイスメールが届き、ムリなく楽しく生活習慣の振り返りを促す。個人のペースに合わせて、目標設定の見直しの提案なども行うので、ムリなく続けることができる。

同社では、本サービスにより、個人の生活の質(QOL=Quality of Life)の向上を目指し、「豊かで安心な社会の実現」に向け、ユーザーの健康と快適な暮らしをサポートしていくとしている。
(TechinsightJapan編集部 真田裕一)