writer : techinsight

【パソコン快適活用術】夏場のパソコンメンテナンスあれこれ

パソコンのメンテナンスは、オールシーズンで行うべきであるが、特に夏場は暑さでパソコンがダメージを受けやすいので、特に注意してメンテナンスを行う必要がある。今回は夏場に是非行いたいパソコンのメンテナンスについて紹介する。

パソコンは、とにかく熱に弱い。ハードディスクの故障が増えたり、CPU占有率が異常に上がったりすることが多い。

CPU占有率が上がるのは、熱による暴走を防ぐため、あらかじめ高負荷のタスクを受け付けないようにCPUが防御態勢に入るためである。

そこでぜひ行いたいのがCPU冷却ファンの清掃である。パソコンの裏側を見るとファンが回っている箇所に大量の綿ゴミが付着していることが多い。これが放熱を妨げていることがある。

エアーダスターで吹き飛ばしてやることで、解決するが、長期間清掃していないと、綿ゴミが湿気でこびりついて、エアーダスターでは飛ばせないことがある。

こうした場合は、分解掃除に出すことを検討したほうがよい。
また、置き場所についても検討する必要がある。熱がこもりやすい場所に置いていると、熱暴走を起こしやすいので、風通しのよい場所に移動することも必要だ。

続いてハードディスクである。クラッシュに備えてバックアップスケジュールは普段より細かく設定しておいたほうがよいだろう。

ひとつの目安としてシステムフルバックアップを2週間~1ヶ月に1回、データバックアップは毎日~最低でも週に1回は行ったほうがよい。

システムフルバックアップは、Macであればインストールディスクから起動して、ディスクユーティリティを使って、別の外付けハードディスクに丸ごとコピーを行うというのが安上がりだ。

Windowsの場合は、無償LinuxのUbuntuを使ってCD-ROMから起動して、同じく別のハードディスクにフルバックアップすれば良い。

有償ソフトを使うなら、Windowsの場合は、Acronis True Image Home 2010が非常に使いやすい。Plus Packを導入することで、パソコン買い換えのときに、他のPCにそのまま環境を移すこともできる。

Macの場合は、Roxio Retrospectが非常に高機能だが、若干操作にクセが強く、初心者は使いにくいかもしれない。これは、ローカライゼーションにおける翻訳に問題があるようなので、特異な用語が出てくるが、割り切って覚えれば、快適に使えるだろう。

なお、Macにおける他機種への環境移行は、OS自身にその機能が実装されているので、特に意識しなくてもインストール時に旧機種からの環境移行を指定すれば良い。この点ではWindowsよりMacのほうが便利である。
(TechinsightJapan編集部 真田裕一)