「残業するか、それとも、飲み会に出席するか」。会社で働く人なら一度は遭遇したことがある状況だが、正直、考えれば考えるほど疲れてしまうのがこの手の問題ではないだろうか。しかし、こんな面倒な状況にもきちんと答えを出してくれる頼もしいビジネススキルアップ教材「女子営業『スタイル式』」が登場した。
いろいろなカタチの「仕事スタイル」を提案する株式会社スマイル・スタイルが開発した「女子営業『スタイル式』」とは、メール・電話・プレゼンテーションといった女子営業職が直面するさまざまなシチュエーションにおける対応マニュアルがセットになった教材だ。
特徴はと言うと、武道や古典芸能などで使われる「守・破・離(しゅ・は・り)」を使ったアプローチをとっている点。マニュアルどおりにやる(=守)、アレンジして使う(=破)ことで、「うまくいったかも」を体感し、繰り返し使っていくうちに、コツをつかんで応用ができるようになる(=離)、という流れで、ビジネススキルを習得できるようになっている。
マニュアルでは答えありきで考える力がつかないのではないか、と言う人もいるだろう。しかし、この教材が対象とする入社1~3年目の20代たち、つまり「ゆとり教育」世代は、自分らしさを求める一方で、マニュアル型でもあるという二律相反する側面を持っているという調査結果があり、マニュアルから入る「守・破・離」の流れにそった習得方法が有効だという。
さて、冒頭の、「残業するか、それとも、飲み会に出席するか」という問題だが、均等法世代だったら「残業」と即答しそうだが、ゆとり世代はというと・・・。「女子営業『スタイル式』」は、ゆとり世代を知る教材としても役に立つかもしれない。
(TechinsightJapan編集部 Hamasaki)