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ハリウッドの有名店で万引きをしようとした聴覚障害の兄弟が警備員に取り押さえられる際、過剰な暴力を受けた。これは差別的扱いにあたるとして和解が成立しなければ店を相手取り訴訟を起こす意向を示した。KTLAニュースが19日伝えている。
騒ぎが起こったのは13日、ハリウッドにある「Forever 21」。
パブロ、アレハンドロ・レア兄弟は商品を万引きし店を逃げだしたところで警備員に取り押さえられた。その際、警備員はアレハンドロ容疑者を地面に押さえ込んで、絞め技をかけた。その後、パブロ容疑者のバッグから商品が発見され、二人は逮捕されている。
だが、通行人がこの場面を動画サイトに投稿したことから、騒動はエスカレートした。パブロ容疑者は調べで、「警備員に何度も、聞こえないと訴え、暴力を止めようとしたが、無視された」と主張。アレハンドロ容疑者は膝や首を負傷し、全身にあざができているという。
障害者の権利を守る団体は早速声明を出し「警備員のやり方は度が過ぎている。障害者に対する扱いを理解していない」と糾弾。また、Forever 21は「この警備員が過剰な暴力をふるったことは事実で、店の方針に反したため職を外した」と発表した。
(TechinsightJapan編集部 あきながまさこ)