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【テック腹ペコ隊】カップヌードルがごはんになった!即席カップライス「カップヌードルごはん」日清食品

世間では、高級カップ麺の代名詞として18年の歴史を誇った日清ラ王の生産中止を惜しむ声が高まっているが、嬉しいことに同じ日清食品の長寿定番商品カップヌードルが電子レンジで調理するごはんとなって登場する。2010年8月16日から近畿地区で先行発売される。

日本国内で94%(平成16年 総務省 消費実態調査)という電子レンジの普及率に着目し、日清食品では電子レンジ調理食品を積極的に展開している。

今回は、非常に幅広い層に浸透し、今や国民食とも言われるカップめん「カップヌードル」の味を、ごはんで再現した、ユニークな商品を開発した。
電子レンジでスープと炊くことで、おいしい「カップヌードル」の味が、ごはんのすみずみにまで染みわたり、忠実に再現した具材とともに、「カップヌードル味のごはん」が楽しめる商品である。

「カップヌードルごはん」は、「カップヌードル」の味をごはんで表現。味を忠実に再現するために、スープの味のみならず、めんの味やフライした風味を取り入れ、ロースト醤油と、ペッパーのアクセントで特徴づけした。

具材はコロ・チャー(角切りチャーシュー)、たまご、エビ、ネギとなっている。

「カップヌードルごはん シーフード」は、「カップヌードル シーフードヌードル」の味をごはんで表現。味を忠実に再現するために、スープの味のみならず、めんの味やフライした風味を取り入れ、ポークと魚介のうまみと、紅ショウガのアクセントで特徴づけした。

具材は、キャベツ、たまご、イカ、カニ風味カマボコ、ネギ、貝柱となっている。

カップヌードルは、来年2011年で生誕40周年を迎える大長寿商品だ。デビュー翌年の1972年には歴史に残る浅間山荘事件において、酷寒の中で犯人と戦う機動隊にはじめて「温かい食べ物」として提供され、隊員を大いに元気づけたという偉業が伝えられている。

今回、ごはん版カップヌードルの発売で、内食回帰が高まる昨今、忙しいビジネスマンやOLがすぐに食べられる商品として、伝統の味が受け継がれていくことだろう。もちろん麺バージョンのカップヌードル各種も健在であり、食のバリエーションが広がることだろう。
(TechinsightJapan編集部 真田裕一)