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日本HP 法人向け21.5インチワイド液晶搭載ディスプレイ一体型オールインワンPCを発売

日本HPは、法人向けのオールインワンPC(ディスプレイ一体型PC)「HP Compaq 6000 Pro All-in-One Desktop PC」を発表した。オフィスの省スペース化に貢献するととともに、コストパフォーマンスの最適化を行うモデルである。

「6000 Pro All-in-One」は、法人向けPCとしては日本HP初となる、ディスプレイ一体型PCである。ノングレア(非光沢)タイプ、フルHD(解像度1920×1080)の21.5インチワイド液晶ディスプレイを搭載することで作業効率性を向上、奥行き220mm、不使用時にはキーボードをスタンド部分に収納可能な省スペース設計である。

また、通常消費電力27Wで省電力性にも優れ、全ての構成において国際エネルギースタープログラムに適合している。

東京の昭島工場で国内生産「MADE IN TOKYO」するフルカスタマイズ対応製品で、プロセッサー、ハードディスクドライブ、メモリ搭載容量、搭載OS、オフィスソフトなどを、ユーザーの予算に合わせた構成で選択できる。

すっきりフラットな筐体デザインの採用により、「6000 Pro All-in-One」は受付やショールームでの利用にも最適である。

360度回転するスイベル機能と可動範囲の広いチルト機能を備えた専用スタンドを搭載し、対面する相手に画面を見せることも可能なので、小規模のミーティングや店舗の相談窓口などにも利用できる。

また、オプションのワイヤレスLAN(IEEE 802.11b/g/n)やワイヤレスキーボード&ワイヤレスマウスを選択すれば、電源コード1本だけで利用可能である。
レイアウト変更が多くLAN配線が困難な場所でも、設置の手間もかからず、作業スペースを快適に保つことができる。

オプションでディスプレイフレーム上部に内蔵されるウェブカメラとモノラルマイクセット(税込:2,100円)を購入すると、遠隔地との大容量データの共有をストレスなく行えるデスクトップビデオ会議ソリューション「HP SkyRoom ソフトウェア」と、PCへの不正アクセスを防止する顔認証ソフトウェア「Face Recognition for HP Protect Tools」がプリインストールされる。

21.5インチのフルHDディスプレイは表計算ソフトの全画面表示や、複数の文書を同時に開いて参照できるなど作業効率を向上させるだけでなく、「HP SkyRoomソフトウェア」を用いて最大4人でのビジュアルコミュニケーションを行う際にも利便性がよく、出張のコストや時間の削減にも貢献する。

HP Compaq 6000 Pro All-in-One Desktop PCの価格は、79,800円から(税込)、HP Compaq 6000 Pro All-in-One/CT オフィス搭載モデルは、89,250円から(税込)となっている。
2010年7月22日より発売が開始されている。
(TechinsightJapan編集部 真田裕一)