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ソニー AV機能強化のVAIO夏モデル発表

ソニーは、パーソナルコンピューターVAIO夏モデルとして、テレビ視聴・録画ソフトウェア「Giga Pocket Digital」による視聴・録画機能の強化に加え、性能やカラーバリエーションを充実させた、ボードPC 2シリーズ、ノートPC 6シリーズを発売する。
ボードPC「Jシリーズ」、「Lシリーズ」およびノートPC「Fシリーズ」では、デジタルテレビチューナーにAVCトランスコーダーを2個搭載することで、2番組の同時録画ができるだけでなく、同時に録画された2つの番組をそれぞれ長時間モードで録画することが可能になるなど、フルHD液晶でテレビを楽しむ利便性を向上させている。

最上位機種の、Lシリーズは、Windows 7 Home Premium 64ビット正規版/ Core2 Duo プロセッサー E7600(3.06 GHz)/タッチパネル機能搭載24型ワイド(Full HD 1920×1080ドット)VAIOディスプレイプラス/メモリー4GB(2GB×2)ハードディスク1TB、グラフィックスにNVIDIA GeForce 310M GPUを搭載し、Blu-rayドライブ搭載。地上・BS・110度CSデジタルチューナー×2(ダブル長時間録画機能搭載)という構成だ。
価格は245,000円前後と予想される。

デジタルテレビチューナーにAVCトランスコーダーを2個搭載することにより、2つの番組を同時に長時間録画(AVC録画)モードで録画することが可能になった。
録画できる時間もBSデジタル放送であればハイビジョン画質で約7倍録画が可能である。

電源を切っていても予約時間前に自動起動して録画を開始する予約録画機能を追加し、録画時の利便性を高めている。

録画番組が複数ある場合には、自動でフォルダーを生成し、同じ番組名の番組を一つのフォルダーにまとめるため、録画済み番組の検索や後日一括してディスクに書き出すのに便利である。

本編の録画と同時に、モバイル書き出し用のファイルを常に同時録画するため、地上デジタル放送だけでなく、BSデジタルおよび110度CSデジタル放送の録画番組を“ウォークマン”へダイレクトに転送することが可能である。

さらに、“メモリースティック”に書き出せば、PSP「プレイステーション・ポータブル」でも視聴でき、録画した番組を通勤や通学中などに手軽に楽しめる。また、モバイル書き出し用ファイル録画時の映像のビットレートおよびフレームレートを向上させたことで、従来よりもさらに高画質な再生が可能である。
(TechinsightJapan編集部 真田裕一)