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【ゲーム人生】ついにニンテンドー3DSがお披露目。

6月15日(日本時間16日)に行われたE3の任天堂プレスカンファレンスにて、ついにDSの次世代機となるニンテンドー3DSの実機がお披露目された。対応ソフトの充実ぶりにファンは今から発売が待ちきれないだろう。

本体の形はニンテンドーDSと似ており、内側に1つのカメラと外側にも2つのカメラを搭載。そして画面は3.02インチ下画面と、裸眼立体視機能つきの3.53インチワイド液晶の2画面構成。3D表示については3Dボリュームが用意されており、立体深度の変更も可能となっている。操作系はDSと同じ十字キーと4つのボタン・L/Rボタン・スタートボタンの他、セレクトボタンやスライドパッド、モーションセンサー・ジャイロセンサーを搭載している。メディアはニンテンドー3DS専用ゲームカードで提供され、サイズはDSカードと同等。発売時点での最大容量は2ギガバイトとされている。

そして何と言っても嬉しいのは、すでに多数のサードメーカーが3DSに興味を持っている点だ。スクウェア・エニックスからは「キングダムハーツ」「チョコボレーシング」、コナミからは「メタルギアソリッド」、カプコンからは「バイオハザード」「スーパーストリートファイターIV」と、有名シリーズの開発が告げられている事は驚きだ。その他にも「デッドオアアライブ」「戦国無双」といったように、サードソフトの充実は素晴らしいものがある。

今回、3DSの発売日や価格についての発表はなかったものの、Wiiの「ゼルダの伝説」最新作に始まり、マリオやカービィ、ドンキーコング、メトロイドといった定番モノから、「ゴールデンアイ」や「WiiParty」といったサプライズも用意されており、終始ゲームソフトの発表に落ち着いた点は評価できるのではないだろうか。
(TechinsightJapan編集部 林 裕之)