『2010年カンヌ国際映画祭』がまさに開催されている仏カンヌで、ある理由により帰国を急がなくてはならないリンジー・ローハン(23)に、パスポートを紛失するというアクシデントが発生した。
リンジーの弁護士はメディアに対し、「彼女はどうにかしてロサンジェルスに帰ろうと必死ですよ。でも昨日、帰国しようと向かった空港でパスポートがないことに気づきました。彼女にテンポラリー・パスポート(渡航書)を発行してもらうため、領事館に迅速な対応を求めているところです」と語っている。
実はリンジー、米国時間の20日には何が何でもLA郡地裁での公聴会に出席しなければならないのだ。ビバリー・ヒルズで2007年、リンジーは無免許および飲酒運転、車内にはコカイン所持という悪質な事故を起こして逮捕され、リハビリ施設入りを条件に執行猶予処分を言い渡されたことは記憶に新しい。
だが世間も承知の通り、リンジーのアルコール依存は治っておらず、トラブルも絶えないため、いつ刑務所行きを言い渡されてもおかしくない状況にある。そのため今回の公聴会でも、彼女は裁判所が行うドラッグやアルコールのテストをクリアし、好人物であることをアピールしなければならないはずだ。
しかし今、リンジーが帰りのフライトを事前にブッキングしていなかったことも判明。大事な公聴会を控えているにもかかわらず、帰国便の座席(エコノミーではイヤであろうに)を押さえていないとは…。
これはもうカンヌ行きの時点で、“公聴会をパス出来る特別な事情をこしらえてしまえ!” というリンジーにありがちな計画、狂言ではないかという声が続出している。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)