writer : techinsight

国内初!ツイッターの問題点「情報の埋没」を克服する有益サイト登場

つぶやきが集まると、ニュースになる。今、ツイッターでどのようなキーワードの検索数が急上昇しているのか、一発でわかる便利なサイトが登場した。

インターネット広告の開発・販売を行う、株式会社スプールは、国内初となる、TwitterのつぶやきをGoogleやgoo等で検索数急上昇中のキーワード順に一覧できるポータルサイト「HotTwit(ホットツイット・http://www.hot-twit.jp/)」を今月18日より公開している。

Twitterが今年に入って急速にユーザー数を増やし、ソーシャルメディアとしてmixi以来のムーブメントを巻き起こしている。情報発信の手軽さとリアルタイム性がその特長だが、その反面、一覧性が低いのが難点だ。数日チェックを怠ると古いつぶやきを見るのに苦労したり、フォロー数が多ければ次々と見たい情報が埋没してしまったりと、埋没情報の受け手にとっては有益な情報を選別することが難しいという側面がある。

そこで登場したのが「HotTwit」だ。これは、Googleやgooなどの大手検索エンジンで検索数が急上昇しているキーワードを含むつぶやきを収集し、一覧で表示することができるサイトだ。Twitterユーザーは、閲覧にとどまらず、自分のアカウントでつぶやき話題に参加することもできる。

また、「HotTwit」ではユーザーランキングも表示している。「流行に敏感」「フォロワー数」「平均つぶやき数」など複数の項目で、それぞれツイッターユーザーをランキング表示している。

「HotTwit」を利用すれば、個人間でリアルタイムに近い情報がやりとりされるというTwitterの強みを保ったまま、その中から有用な情報をピックアップして一覧性の高いメディアとして提供することができる。これは、かつてないスピード感のニュースメディアだと言えよう。

「HotTwit」を開発し提供する株式会社スプールでは、キーワード情報を活用し、かつ情報に一覧性を持たせる事で「ユーザー参加型ニュースメディア」としてのTwitterの可能性を探っていきたいとしている。
(TechinsightJapan編集部 鈴木亮介)