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マピオン iPad向け地図サービス『マピオンタッチ デラックス』を提供開始

電子書籍端末としての期待が高まるiPadが5月28日に発売されたが、電子書籍のみならずマルチメディア端末/GPS端末としての威力も抜群だ。
そんなiPad向けのサービスが発売日を同じくして続々発表されている。
そのひとつとして、マピオンは同社が提供する位置情報に関わる新サービスを試験公開する実験サイト『マピオンラボ』にて、iPad向け地図サービス『マピオンタッチデラックス』の提供を開始した。

『Mapion Touch DX(マピオンタッチデラックス)』はiPadの大画面マルチタッチディスプレイを最大限に生かし、iPhoneやiPod touchでは難しかった三本指や四本指でのタッチ操作を含む、よりダイナミックで直感的なタッチ操作でマピオンの地図を操作することができるサービスだ。

タッチしている指の数に応じたジェスチャーアクションを実現しており、一本指で地図をドラッグすると地図がスクロールする。

二本指のピンチインで地図を縮小表示する。ピンチアウトで地図を拡大表示する。

三本指で上方向にスライドすると地図縮尺を詳細に変更でき、下方向にスライドすると地図縮尺を広域に変更できる。

四本指で下方向にスライドすると主要スポットのショートカットを一覧表示する。

四本の指を自在に駆使することで、さまざまな操作が可能になる。こうしたタッチインターフェースは今後もiPad向けに色々なものがリリースされることが予想され、新しいデバイス操作の可能性が広がることだろう。

今後の展開として検索機能や地点情報表示機能の追加、さらなる利便性の向上が行われる予定である。
地図デザインの向上も継続的に進め、あらゆるデバイスに対応した地図の提供を目指すとしている。
(TechinsightJapan編集部 真田裕一)