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3D表示機能搭載の個人向け省スペース一体型PC「VALUESTAR N」を発売 NEC

3D動画・静止画対応機器が少しずつ立ち上がってきている2010年であるが、NECから3D表示対応のPC「VALUESTAR N」が発売される。

3D表示の実現には偏光板方式を採用し、専用の3Dメガネを通して映像や画像を立体的に体感することが可能となっている。
今後発売が予定される3D対応のブルーレイタイトルに加え、3D対応のデジタルカメラで撮影した日常のスナップ写真や映像を、臨場感あふれる立体表示で視聴が可能だ。

今まで撮り溜めた2Dの写真や、2Dの市販DVDタイトルであっても標準搭載のソフトで擬似的に3D表示ができるため、従来のコンテンツを臨場感のあるひと味違った写真や映像として楽しむこともできる。

ソフトウェアは、Windows7 Home Premium64ビット正規版を採用。アプリケーションはCyberLink社PowerDVD3D(ブルーレイ3D/ブルーレイ/DVDタイトルを観る)、I-O DATA DigiCame3D Viewer LE(3D写真を観る)、I-O DATA DigitalVideo3D Player LE(3Dビデオを観る)を搭載。さらにビジネス用途にも対応し、Microsoft Office Home and Business 2010を搭載している。

プロセッサーには、新インテルCoreプロセッサーベース・モバイル・プラットフォームを採用し、メモリは標準4GB搭載(DDR3 2GB×2)で最大8GBまで増設可能だ。

ドライブにはブルーレイディスクドライブを採用し、地上デジタルTVチューナーを内蔵。AV機能を大幅に強化している。

発売は2010年6月下旬が予定されている。
(TechinsightJapan編集部 真田裕一)