writer : techinsight

ものづくりを総合支援するツール「Invention Machine Goldfire日本語版5.5J」を販売 サイバネットシステム

サイバネットシステムは、米国インベンション・マシン・コーポレーションが開発・販売・サポートする、イノベーション支援ソフトウェア「Invention Machine Goldfire(インベンション・マシン・ゴールドファイヤー)」の日本語版最新バージョン5.5Jの国内出荷を2010年6月1日より開始する。

Invention Machine Goldfireが提供する機能は、各種情報の体系的な検索と分析である。

隔週で更新される3,000万件以上の特許情報(日・米・英・仏・独・European Patent Office・WIPO)を、検索および分析することが可能となっており、IEEE(The Institute of Electrical and Electronics Engineers, Inc.)の発行する論文や雑誌、規格に関する文書を対象として、意味検索で全文検索できる環境が提供される。

検索対象となるIEEEの文書総数は 150万件を超えている。

また、米国国立生物工学情報センターが一般公開している、生物医学と生命科学に関する文献データベースを検索できる。世界最大の医学文献データベースMEDLINEの全文献も含まれている。
ヘルスケア、環境衛生、微生物学、解剖学や薬学、心理学など多彩なトピックを含んだ約5,200種類のジャーナルから集められた1,800万件の文献の概要や著者・引用を検索することができる。

さらに、9000件に及ぶさまざまな自然法則/現象や、独自に開発された産業への適用事例などを、その効果(作用)の観点から逆引きすることができる。

アイディアを実現する上での障害となる、さまざまな矛盾(背反)問題を解決する法則のライブラリなども扱うことができ、イノベーションに関わるあらゆるスタッフの意志決定を支援することができる。

新バージョン5.5Jには、ユーザーの質問に対する答えを知識ベースから抽出・分類することで必要情報の調査を容易かつ迅速にする「Question-Answeringテクノロジー」や「ナレッジナビゲータ」、調査の過程を記録・可視化して共有し、効率的な調査を支援する「リサーチガイド」、非テキストデータを知識データとして活用するためのGoldfireサーバー機能など、膨大な情報を余さず効率良く活用し、日々の業務効率向上を大きく支援するユニークな機能が追加されている。
(TechinsightJapan編集部 真田裕一)