(ファンの人に姿見られたら大変!)
ジャスティン・ビーバーをめぐる狂想曲が、空港のビルを襲った。カナダの人気歌手のジャスティン。ニュージーランドに着いた彼を待ち受けていたのは、狂乱するファン達の姿。もみくちゃにされたジャスティンは、ファンに帽子をとられてしまう。さらに悪いことには、この混乱によりジャスティンの母親まで転倒してしまった。
「帽子を取られたり、母が転倒させられたりしたのは、残念だよ。」
このようにジャスティンは、ツイッターへ書き込んでいる。ニュージーランドへ到着早々、混乱が起きてしまったことについて、ガッカリした様子を隠せないようだ。彼はニュージーランドに到着したことを伝えると共に、空港での大騒ぎにふれている。
ただ幸いにも、彼の母親は怪我に至らなかったとのことである。ジャスティン自身も、母の状態が深刻ではないことを明らかにしている。
しかしこの空港での騒動の結果、ファン達にとっては実に残念なことになってしまった。事態を重くみた警察は、予定されていたスケジュールをキャンセルするよう通達したのである。
このため、ファンに囲まれてのサイン会や、写真撮影は取り止めという結果になってしまった。ジャスティンのサイン会や写真撮影を楽しみにしていたファンの中には、泣き出すものさえいた。
またシドニーでも彼のイベントは、キャンセルされている。ジャスティンの姿を見ようと夜通し彼のことを待っていたファン達は、狂乱状態になり負傷者まで出てしまったのだ。その結果、女性ファン10人が気を失ったという。救急隊員がけが人の手当てにあたったとのこと。中には、膝の骨を骨折したファンまで出てしまった。
このような引き続く混乱の事態に、ジャスティンは、落ち着くよう皆に呼びかけている。
「みんなが暴走すると、安全面からストップせざるを得ないんだ。だから落ち着いて皆で楽しんでほしい」
誰よりも悲しく思っているのはジャスティン自身だろう。今後のコンサートを楽しみにしてほしいとしながらも、彼はとても残念そうだ。
ただ、そんな彼の気持ちを知ってか知らずか、ファンたちは十分に喜んでいるようである。
「彼はほんとカッコいいし、すばらしいわ。」
彼女は、ジャスティンの姿を目にすることができただけでもと、大いに感激している。これほどファンたちを狂乱させる魅力をもつジャスティン。今後の活躍が楽しみである。
(TechinsightJapan編集部 クローン中山)