中年になって、益々フェミニストな色男力に磨きがかかっている感じのハリウッド・スター、ジョージ・クルーニー(48)。だがそんな彼も、スターになる前には当然うぶで世間知らずな時期があったようだ。
ジョージはケンタッキー州で生まれ育ったが、映画・音楽界で活躍するセレブだらけのクルーニー家の影響で、高校を出ると俳優業を意識し始め、大学生でロサンジェルスに出て来た。
だがさっぱり鳴かず飛ばず。32歳でオーディションにより『ER緊急救命室』の“ダグ先生”の役を勝ち取るまでが、本当に長い下積みであったという。
今回、最新作 “Up in the Air/マイレージ、マイライフ” のプロモーションを兼ね、ブリティッシュ航空の機内誌『High Life』とのインタビューに応じたクルーニーは、ロサンジェルスの地を初めて歩いた日の思い出をこう語っている。
「いとこのミゲル・ファーラー(俳優)が、車でサンセット・ブルヴァードに連れて行ってくれて、色々と案内してくれたんだ。するとキレイな女の子たちが近づいて来て、パーティに誘われたんだ。もうウキウキしちゃって、 “オレってモテるじゃん!” ってミゲルに言ったら、“お前バカか?売春だよ、気をつけろ” って言われちゃったね。」
お金はナシ、その気になって彼女たちに付いて行ったら大変なことになっていたと言う。だが若くてホルモンがみなぎっていたクルーニー、まさにその時の “リッチになって、ああいうキレイな女の子たちとパーティするぞ!” という奮い立つ気持ちが、今の成功につながったのでは…!?
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)