プロバイダーサービスのDTIは、2010年4月28日よりクラウドテクノロジーに徹底対応した新メールサービス「DTI Cloud Mail(β版)」を発表し、長期契約者を対象に提供を開始する。

「Cloud Mail(β版)」の主な特徴は、これまで標準100MBだったメールボックス容量を従来の50倍の5GBまで無料で拡充し、保存期間も無制限でメール管理にストレスを感じること無く利用できるようになったことが挙げられる。

また、どこからでも同じメールボックスの参照が可能になる「IMAP4」に標準対応する。自宅と外出先で別のPCを利用の場合、また、携帯電話やiPhoneなどのスマートフォンといったモバイル機器からでも、自分のメールを一元的に管理できるようになる。

本格サービス開始時には、フォルダ振り分け機能や検索機能も追加される予定である。

DTIのWeb Mailサービス「My Mail」は、ウェブブラウザやiPhoneなどのスマートフォン以外にも、i-モード、EZWeb、Yahoo!ケータイからも利用できる。
なお、従来どおりPOP3での受信も利用できる。

独自ドメインサービス「UbicName」を一緒に利用すれば、いつも利用しているPCや携帯電話からだけでなく、WiiやiPhone/iPod touchなどの環境からでも独自ドメインのメールを利用できる。

また、他社では有料で提供されているケースが多いアンチ・スパム、アンチ・ウィルス機能はこれまで通り無料で提供される。
（TechinsightJapan編集部 真田 裕一）