日本HPは、法人向けノートPCの最上位ブランド「HP EliteBook」シリーズの新製品3機種を発表した。

12.1インチワイド液晶搭載モデル「HP EliteBook 2540p Notebook PC)」、タブレット機能を備えた12.1インチワイド液晶搭載モデル「HP EliteBook 2740p Tablet PC)」、17.0インチワイド液晶搭載モデル「HP EliteBook 8740w Mobile Workstation」の3機種となる。

「2540p」は、12.1インチワイド液晶(WXGA:1280×800)を搭載するモバイルPCである。

オプティカルドライブなしの構成で約1.5kgと小型軽量ながら、通常電圧版のインテル Core i7-620Mプロセッサー(2.66～3.33GHz)を搭載することにより、大型のノートPCやデスクトップPCに劣らない優れたパフォーマンスを提供する。

「2740p」は、12.1インチワイド液晶(WXGA:1280×800)にタブレット機能を搭載するモバイルPCである。

専用デジタルペンを使用するデジタイザタイプのディスプレイのほか、ペンによる精細な操作とマルチタッチ対応の指による直観的な操作の両方に対応したマルチタッチ対応スクリーン搭載モデルもラインアップしている。

ディスプレイ部分は前後左右、自由な方向に角度を調整できるので、ディスプレイ部分をフラットにして使用できるだけでなく、ディスプレイ部分を反転させて対面する顧客へのプレゼンテーションや少人数の会議などにも使用可能である。

また、「2540p」同様、通常電圧版のインテル Core i7-620Mプロセッサー(2.66～3.33GHz)を搭載しているため、大型のノートPCやデスクトップPCに劣らない優れたパフォーマンスを提供する。

「8740w」は、17.0インチワイド液晶(WSXGA+:1680×1050またはWUXGA:1920×1200)を搭載するモバイルワークステーションである。

インテルCore i5-540M(2.53～3.06GHZ)またはi7-620M(2.66～3.33GHz)プロセッサー、NVIDIA Quadro FX2800Mグラフィックスなどによる最高レベルのパフォーマンスを、主要ISVアプリケーション認証によって保証された信頼性で実現する。

大画面の17インチワイド液晶ディスプレイ、フルサイズ・キーボードにテンキーなど優れた操作性を備えており、デスクトップ型からの買い換えや操作性、作業効率を追及するプロフェッショナルユーザに最適である。

価格は、「2540p」が178,500円（税込み）から、「2740p」が189,000円（税込み）から、「8740p」が186,900円からとなっている。

HP Directplusの販売開始日は5月下旬からとなる。
（TechinsightJapan編集部 真田 裕一）