「サイボウズLive」は、主に企業内において使用されてきたグループウェアの新しい利用シーンを提案すべく、ネット上で使える無料サービスとして展開されているサービスだ。
今般、大きくバージョンアップが行われ、タスク管理機能を搭載したほか、80項目以上の新たな操作性の改善が行われた。

タスク管理機能においては、グループ内でやるべきタスクを可視化し、担当者や期日、ステータスをメンバーと共有することで、より効率的なプロジェクト内のコミュニケーションを実現できるようになった。

スケジュール欄にもタスクを表示するので、他の予定と共に期日の確認が可能になる。また、自分が担当しているタスクをホーム画面でまとめて表示することも可能なので、ToDoを埋もれさせず、確実なプロジェクト進行が可能になる。

その他の改良点としては、グループ画面のデザインを追加（グリーン、ピンク）、チーム画面のレイアウトを見直し、スケジュールを５日間表示へ変更した。ユーザー登録手続きの煩雑さを解消するため入力必須項目を簡略化し、共有フォルダのファイルを掲示板に添付可能な機能も搭載した。

特に便利なのがケータイで添付ファイルの確認が可能になったことである。

グループウェアに必要なのは、「ほどよい機能」と「操作性」である。人間がグループウェアに使われるような状況は好ましくない。サイボウズ社では、今後も、利用しているユーザーからの要望をもとに、サービスの拡充を実現していくとしている。
（TechinsightJapan編集部 真田 裕一）