writer : techinsight

日本HP デザイナーズPC「HP Mini 210 Vivienne Tam Edition」発表

日本HPは、プライベートユース向けミニノートPCのデザイナーズ・コレクションとして、世界的なデザイナー・Vivienne Tam(ヴィヴィアン・タム)氏によるデザインの「HP Mini 210 Vivienne Tam Edition」を発表した。

ヴィヴィアン・タムが発表した2010年春夏コレクションのテーマ「Butterfly Lovers」をテーマとし、本体のみでなく付属マウスやデスクトップ画面、フォルダやゴミ箱のアイコンなど細部にわたって統一したデザインにして仕上げている。

新モデルのスペックは、インテル Atom N450(1.66GHz)、2GB DDR2メモリ、250GB HDD(7,200rpm)、10.1インチワイド液晶(HP Directplusモデル:1366×768/量販店モデル:1024×600)、802.11b/g/n無線LAN、Windows7 Home Premium、W268×D179×H23.5-28.5(mm)、1.18kgとなっており、ワイヤレスマウス+スリーブケースが付属する。

デザインのハイセンスさと、潤沢なメモリー容量、そして7200RPMのハードディスク搭載で、Windows7がサクサク動くに十分な性能は非常に魅力的だ。

HPでは、ミニノートPCを日常的に携帯するアイテムととらえ、外観の美しさにこだわったデザイナーズ・コレクションを発表してきた。
その第一弾として、深紅の芍薬の花をモチーフとした華やかな「HP Mini 1000 Vivienne Tam Edition」を2009年2月に、第二弾として動植物をあしらった立体的なデザインの「HP Mini 110 by Studio Tord Boontje」を2009年10月にそれぞれ発売している。

PCの長年の課題の一つとして、いかにして工業臭を払拭し、ファッションとして特に女性が持ち歩くに十分なデザイン性と軽さを表現するかが重要である。
日本HPの新作により、その突破口が開ける可能性が増したと言えよう。
(TechinsightJapan編集部 真田 裕一)