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あなたのチャレンジが募金の対象になる。新しいカタチのチャリティ「JustGiving」とは?

世界最大級の寄付サイト「JustGiving」の日本語版「JustGiving Japan(ジャスト・ギビング・ジャパン)」がスタートした。2001年にイギリスで始まった「JustGiving」は10年で1000万人が参加、累計850億円を超える寄付を集めるなどの実績を持っており、日本でも期待できそうだ。

「JustGiving」とは、自分が募金するのではなく、何かにチャレンジすることで、募金を募るという新しいカタチのチャリティ。フルマラソン完走や禁煙など、自分がチャレンジしたいことを決め、チャレンジへの想いやチャレンジに取り組む様子などをこのサイトやブログを通じて発信する。そして、チャレンジに共感した人が「寄付」というカタチで応援することで、チャリティの輪が広がっていく仕組みだ。集まったお金は、登録されている中からチャレンジャーが選んだ団体に寄付される。

サイトではすでに100以上のチャレンジが表明され、元マラソン選手の有森裕子さんや元プロ野球選手の古田敦也さん、モデルのSHIHOさんなどの著名人も参加している。チャレンジ内容を見ると、「5キロのダイエット」「フルマラソン完走」「ぽたぽた走るだけ」などさまざまあり、自分なりのチャレンジで参加できる点が面白い。

目標に向かってチャレンジする姿は、応援する人にも元気を与える。チャレンジする人も、応援する人も、寄付される団体も、みんながこの「JustGiving」によってエンパワーされそうだ。今後も注目していきたい。
(TechinsightJapan編集部 Hamasaki)