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【飛鳥 銘の鑑定日記】男と女におけるムダとケチの深い溝

こんにちは 占い鑑定士の飛鳥 銘です。女性がデートでドン引きするシーンというアンケートを採ると、必ず上位に来るのが「会計が1円単位まで割り勘」というのがあります。一見非常に合理的に見えるワリカンが何故ドン引きされるのかというと、「男性とは思えないケチぶり」が女性のカンに触るようです。

しかし、これは男性側がデート代を経費として事務的に処理しすぎのようです。
一人3000円のランチをワリカンにするよりも、一人1500円で美味しく食べられる店を見つけてきてご馳走してあげれば、それで満足する女性も多いでしょうし、ご馳走してあげることで、女性の「奢られ方のセンス」をじっくり観察できるのは楽しいと思いますが、いかがでしょうか。

しかし、結婚するとなると、経済観念についてはお互いにしっかり見極めて話し合っておかないと、結婚後に要らぬトラブルを巻き起こすことになりますので、その具体策を紹介したいと思います。

男性が理解できない女性の金の使い方として、「欲しいわけじゃなかったけど安かったから買っちゃった」と「高かったけど欲しかったから買っちゃった」というのがあります。

男性から見ると、必要があるかないかわからないのに安いからという理由で買ったり、欲しかったからといって即決で買ったりすることが理解できず、ムダな買い物をする金遣いの荒い女性と評価したりします。

しかし、女性にとって「愛されないことの恐怖」がどれほど大きいかを男性はわかっていません。
愛されるために役に立ちそうなものなら、高くても買いますし、それにお得感がプラスされればいっそう買い物にターボがかかってしまうのです。

いっぽう、男性は、自分が作り上げた心の世界「マイワールド」にとって必要だと判断すれば、ゴミのような(失礼)オモチャに大金をはたいても平気です。

ただし、女性の買い物の基準が「愛されること」「癒されること」という分かりやすいものなのに対して、男性の「マイワールド」は個人差が大きく閉ざされたものなので、女性から見ればとんでもない無駄遣いに見えることが多々あります。

こうしてお互いの価値観を理解し合わないまま結婚生活をしてしまうと、限られた収入の配分を巡ってケンカが絶えないということが起きます。

結婚相手の希望に「金銭感覚の合う人」という条件を出す人は多いですが、むしろ男女の金銭感覚は相容れないものなのだということを理解する方が先決だと思われます。

その上でどんな将来計画を立てて、どんな家計運営を目指すかを話し合っておけば、無用な金銭トラブルで離婚するような事態は避けられると思います。

どうぞ皆様ステキな週末をお過ごしください。
(TechinsightJapan編集部 飛鳥 銘)