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【飛鳥 銘の鑑定日記】女性が作る「異性ランキング表」

こんにちは 占い鑑定士の飛鳥 銘です。
なぜ女性は占いが好きなのかという非常にソボクな疑問に対して、なかなか納得のいく答えは見つかりませんが、私なりにわかることとしては、女性は自分の「異性ランキング表」を整理するために占いの結果が必要だからということがあると思います。

占いの中でも定番とも言える「相性鑑定」ですが、女性は数多くの男性を整理するために、自分との相性の良さをランキングしておくと安心するようです。

年収とか身長とかいう客観的なデータと違って、相性はあくまでも「自分にとってどうか」が絶対的な基準ですので、誰かの意見を参考にするわけにはいきません。

いくら女性が直感に優れているとはいっても、A君とB君の二人から同時にプロポーズされたらどうするか(実際にはあり得ないことかもしれませんが、そういう事態を想定していることが多いようです)を決めるときに、どっちが上かを判断するためのデータとして、相性を含めたランキング表がないと非常に困ります。

だから、私が相性鑑定を依頼されたときには、相性指数を点数表示して教えて差し上げることにしています。具体的に点数になっていたほうがランキングしやすいからです。

このランキング表、上手に作れれば直感がすぐに働くので便利なのですが、女性によってはあらぬ方向に行ってしまって、収拾が付かなくなっていることがあります。

たとえば、「私をナンバーワンにしてくれる人じゃないと、自分のランク表で上位に入れることができない」とか「お金と愛情は両立しないから愛情がMAXなら年収は○百万まで妥協する」とかいう発想になっている人がいます。

まず、男性の世界では、上下関係はあっても、女性のような「異性のランキング表」のようなものはありませんから、愛情の「濃い」「薄い」があるだけです。ナンバーワンとかナンバーテンとかいう順位はありません。

また、お金と愛情は相反するものではなく、お金も愛情も手に入れている人はたくさんいます。愛情が下がればお金が上がるというものではなく、どちらも「ほどほど」が一番良いと思います。

周りの異性をほどほどにランキングしておくのは悪くありませんが、順位にこだわるあまり、自分の気持ちがどこかへ行ってしまうようではマズいと思います。

何より、相手の気持ちがついてこなければ、自分のランキング表も意味をなしませんので、くれぐれも「ご縁」と「気持ち」を大事にして欲しいものです。
(TechinsightJapan編集部 飛鳥 銘)