今年10月には40歳になるという俳優マット・デイモン、彼が “遊ばないオトコ” 宣言である。普段は何かと強気な発言が多いことで知られるデイモンだが、人生観はなかなか謙虚で誠実なものであるようだ。
妻ルシアナ・バロッソさんとデイモンは結婚4年、11歳(ルシアナさんの連れ子)、3歳、1歳8カ月という3人の幼い娘たちを育てている毎日だ。相変わらずラブラブな2人は、7日の「第82回アカデミー賞授賞式」のレッド・カーペットでも、周囲との会話を和やかに進めていた。
そんな彼は「Parade」誌とのインタビューで、「人生足を踏み外すことなんてカンタンさ。でも素晴らしい人々に囲まれ、充実した仕事をし続けることによって、僕はそんなことにはならないと思っている。それに子供達と一緒の生活は素晴らしいものがあるね。今、本当に多くの大切なものを学んでいる最中だよ」と語った。
「もう、独身時代の楽しみを取り戻したいとも思わなくなったよ。周囲には退屈なオトコだと思われているだろうな。でも早く寝て早く起きる、これが今の僕なんだ。子供と一緒にいると、自分がどういう人間なのか、間違ったことをしていないか、正しい手本を示しているのか、イヤでも気付かさせられるね。」
マイアミのナイトクラブのカクテル・ウェイトレスであった、バツイチ子持ちのルシアナさんに2003年に出会い、惚れ込んでしまったデイモン。だが、その目に狂いはなかったとのこと。「ルシアナはとても頭がよく思慮深いんだ。子供たちには是非彼女のような女性、人間に成長して欲しいよ」と語っている。
ではダディのマットからは何を?「そうだね、僕から受け継いで欲しいのは広い視野、公正明大な考え方かな。それに慈善活動を重んじる気持ちかな」とのこと。妻への敬意を忘れず、子供を大切にし、強く頼りがいのある父親であるデイモン。実に素晴らしい!
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)