writer : techinsight

世界初! 国宝阿修羅が興福寺公認iPhoneアプリケーションになって登場

パワースポットブームに仏像ブームが相乗し、国内の名刹、神社が人気を呼んでいる。そんな中、2009年に東京と九州の国立博物館にて開催された「国宝阿修羅展」では、のべ165万人を動員する記録を残し、世に一大仏像ブームを巻き起こした、阿修羅像を始めとする国宝八部衆。その阿修羅像を含む八部衆像すべてがiPhone/iPod touchアプリケーションになって、より身近にその魅力に触れる事ができるようになった。

画面に触れることで、360度方向から、しかも自分の好きなアングルから阿修羅像の全容を美しい画像にて見ることが可能である。

さらに興福寺多川貫首による「法話」や、イラストによる興福寺や仏像の分かりやすい「解説」、「興福寺境内図」、そして、国宝阿修羅像を安置する国宝館の拝観料が半額になる「特別拝観優待証」など、大変盛りだくさんの内容で、阿修羅像の魅力を存分に楽しめる内容となっている。

まずは、阿修羅像と緊那羅像の2体から。残りの6体も続々リリースされる予定となっており、八部衆の8体の仏像をすべて揃えると、豪華な特典が用意されている。

興福寺では、本アプリケーションの発売を記念し、阿修羅像をデザインモチーフとしたiPhone/iPod touchケースの販売も同時に開始する。デザインパターンは計4点あり、そのいずれも、仏教芸術美と現代アートの見事な調和を楽しめるものとなっている。

仏教芸術美を持ち歩くことで、心も豊かになり、日本の伝統精神を継承していくことにもつながっていくことであろう。
(TechinsightJapan編集部 真田 裕一)