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ローカルPCに保存するだけで文書管理システムに自動登録できるOfigo-EX

オフィスの文書を文書管理システムに登録するのは、多くのユーザーにとっては「余分な仕事」と思われていることが多い。それが積み重なると登録漏れなどが出てきて、公開処理などを行う際に支障を来す。
そうしたことのないよう、ローカルPCの特定フォルダに保存するだけで、システムに自動登録してくれるのが(株)CIJのOfigo-EXである。

クライアントPCにインストールしたOfigo-EX専用プログラムが自動登録フォルダを監視する。そのフォルダにファイルが保存されると自動でOfigoにファイルを登録する。

これにより、たとえば、スキャナで読み込んだファイルを簡単に登録することができる。

Ofigo内の格納先は、「常に同じ場所に格納」、「以前格納した履歴から選択」、など柔軟に設定ができるため、業務の運用に応じて設定することも可能である。

締結した契約書を電子化してシステム管理したい「契約書管理」や大量の紙文書を電子化してシステム管理したいといった用途に活用できる。

運用としては、全社員のPCで保存フォルダを決めておき、たとえば「決定文書」というフォルダにオフィシャルのファイルを格納しておけば、改めて登録処理を行わなくてもよくなる。

月末にまとめて文書登録をしたり、わざわざアルバイト社員を雇って登録事務を行っている会社もあるが、本システムを上手に活用することで、能率的な作業が可能になる。

発売日は2010年4月1日。サーバーライセンスは88万円。クライアントライセンスは1ユーザーあたり3万円となっている。
(TechinsightJapan編集部 真田 裕一)