フォール・アウト・ボーイ のピート・ウェンツは、玄関のドアを開けないようにしているそうだ。さらには家にもナイフを常備しているという。ここまでするピートは何者かに狙われていると怯える毎日。彼はいつか誰かに殺されるのではないかという思いに頭を悩ませているとのこと。
「俺は、玄関のドアは開けないようにしてるんだよ。」
ピートは普段から玄関のドアは開けないようにしていると語る。というのも誰かが自分を殺すために玄関で待ち構えているのではないかと言うのだ。彼は玄関のドアを開けると、いつか誰かに殺されるのではないか心配で仕方ないという。
「誰かが自分を殺しにやってくるかもしれないからね。玄関のドアを開けなければ、殺される危険を少なくすることが出来る。 これが俺のやりかたさ。」
双極性障害に悩まされているピートは、以前からもいつか自分が誰かの手によって殺されるのではないかという奇妙な思いに取りつかれていると語る。
「絶対、俺は誰かに殺されると思うよ。以前にもいつの日か、身近な友達か親類に殺されるんじゃないかと思っていた時期があるんだ。けど最近またそう思うようになってきたんだ。」
自分が殺されないか心配な彼は、家のセキュリティーのことが頭から離れないらしい。そこで護身のために、家にナイフまで備えてあるという。
「ナイフは家の安全を守る一番の武器なんだ。うまく使いこなせれば、家のセキュリティーにはぴったりだと思う。」とtwitterで書き込んでいる。
ナイフを常備して自分の身を心配するピート。しかし襲ってくる相手の安全も心配しているようだ。そのため彼は、銃は使いたくないという。
「もし家に誰かが侵入してきても、ナイフは銃を撃つのと違って、すぐに相手を殺してしまう可能性は小さいからね。それにナイフを手入れをしているときに、間違って相手を刺して殺してしまったりすることがないからさ」
このように語るピートだが、身の安全よりも、彼自身の状態のほうが心配になってしまうのは私だけではあるまい。
(TechinsightJapan編集部 クローン中山)