こんにちは 占い鑑定士の飛鳥 銘です。
婚活サイトのプロフィールでかなりの確率で見かけるキャッチが「一緒にいて疲れない人を探しています」というフレーズです。
さて、一緒にいて疲れない人というのは、どういう人なんでしょう。
他人は自分を映す鏡であると言われます。私の見るところ、一緒にいて疲れない人を探している人の多くは、むしろ本人が周囲に気を遣いすぎる傾向があるようです。
婚活サイトでわざわざ書いているくらいだから、過去によほど疲れる人とつきあっていたか、恋愛そのものに疲れているのでしょう。
確かに一緒にいて疲れる人というのは、存在します。一番多いのがいわゆる理系男子。
つまりロジカルでないことは一切認めないという人というのは、多くの場合一緒にいると疲れるでしょう。
恋愛や結婚はロジックでするものではないので、いちいち非論理的なことに文句を付けられてはたまりませんよね。
男性は仕事も私生活も論理さえ通れば感情は引っ込めるのが掟ですが、女性はもともと気分や感性重視で生きています。その女性も仕事をしているときには論理優先でやらなければいけません。その分男性より疲れているわけです。
そのことを理解してくれて、女性を「論理疲れ」から解放してくれる男性が「一緒にいて疲れない人」だと思います。
実はそこまで女性のことを理解している独身男性というのはあまりいないのが現状です。ですから、「一緒にいて疲れない人募集」と書いてみても、これは求人募集で「やる気のある人募集」と書いてあるのと同じで、男性も困ってしまいます。
素直に、「男性社会の掟の中で生活していて疲れ切っています。お互い感性や気持ちを大事に出来る人と出会いたいです」と書いたほうが、男性も理解しやすいのではないかと思います。
お互い自然な気遣いができる人が一番良いのは男性も女性も同じです。まずはそこから始めて見るとよいでしょう。
どうぞ皆様ステキな週末をお過ごしください。
(TechinsightJapan編集部 飛鳥 銘)