米国の抱えている深刻な国内の悩みの一つに、女の子がティーンにしていとも簡単にシングル・マザーになってしまうことが挙げられる。アイドル・タレントと活躍していながら、その典型的なパターンで16歳で妊娠、2008年6月に17歳で出産していたブリトニーの妹、ジェイミー・リン・スピアーズが赤ちゃんのパパと破局した。
何しろ大人たちは皆、ジェイミー・リンを孕ませ、赤ちゃんのパパとしてスピアーズ家の一員となったケイシー・オルドリッジ(20)が大嫌い。この男、当時ジェイミー・リンと年上の別の女性との間を行ったり来たりの二股交際で、その女性をも妊娠させ、堕胎させていたことが後でバレている。
この段階でスピアーズ家はカンカンであったが、赤ちゃんを産んだばかりの17歳のジェイミー・リンのケイシーへの愛情は強く、ケイシーも育児に頑張ると反省しているため、やむなくスピアーズ家も同棲を認め、実家からそう遠くないミシシッピ州リバティーの新居で、若い二人と赤ちゃんの新生活は始まった。
しかし、ケイシーとの結婚は決して認められることがなかったジェイミー・リン。マディー・ブライアンちゃんが1歳を過ぎた頃から関係はギクシャクし、彼女はついにケイシーとの別れを決意。リバティーの家も1ヶ月半ほど前に売却、現在は母親のリンさんと共に暮らしているそうだ。
スピアーズ家に詳しい人は、「ジェイミー・リンは短期間に大変な試練を強いられ、それで強くなり、大人になりました。でもケイシーの心は全く成長していない、父親としての自覚が足りない男でしたからね」と破局の理由を語っている。
なお彼女は昨年12月から、ルイジアナ州で「Advanced Multimedia Partners」という大きな情報コミュニケーション・サービス事業を展開する、28歳の実業家ジェームズ・ワトソンさんと親密になっているため、そう落ち込んではいないようだ。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)