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自分がケータイ小説の主人公に!? 新たな遺言サービス登場

遺言と言えば、貴方はどのようなイメージを浮かべるだろうか。最近は自分をケータイ小説の登場人物にした、ストーリー性のある「ラストレター」が若い人の間で人気を集めているという。

「ラストレター」は、株式会社ビズリードが提供するモバイル専用サービスだ。会員の死後、作成されていたメールを自動的に送信することができるという。

ユーザーは無料の会員登録を行った後、送信先アドレス、タイトル、本文を会員専用ページから書き込み、「遺言」を作成していく。画像または動画の添付も可能だという。作成したものはいつでも編集または削除ができる。

「ラストレター」は、遺言を送信するという厳格なサービスではなく、「ケータイ小説」の世界観をモチーフとしているのが特長だ。会員登録後、最初の1通は「宛名の無いラストレター」を作成することとなっており、その「宛名の無いラストレター」はサイト上や書籍で公開していくという。

株式会社ビズリードでは今後、ユーザー自身が自分の死後に送信されるメッセージを創作する場を提供しつつ、ケータイ小説の世界観やモチーフに基づいたさまざまなコンテンツを展開していきたいとしている。
(TechinsightJapan編集部 鈴木亮介)