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アンケート機能や全画面録画機能を搭載したWeb会議「MORA Video Conference」をASPで提供 ITX

日本における会議にはそれなりのステイタスの人が一堂に会することに意味がある会議と、実際に物事を取り決めするミーティングがあるが、後者のミーティングにこそWeb会議を有効利用すべきである。今般、ITXは、2010年3月17日より、細部まで美しく表示することが可能なHD画質への対応に加え、参加者へのアンケート機能や全画面録画機能を搭載したWeb会議「MORA Video Conference(モーラビデオカンファレンス)」の Ver8.0を販売開始する。

最新バージョンでは、 自己画面および相手画面にて、参加者の音声入力がグラフ表示でわかりやすく視認可能になった。また、受信側で聞こえる他参加者のスピーカ音量を、受信者が個別に調整できる機能を追加したことで、より最適な音量での会議が可能となった。

多人数モードの会議室において、「単一ウィンドウモード」と参加者の映像を簡単に配置可能な「自動整列モード」の利用を可能にし、より自由度の高い会議を実現。

Web会議部分、およびデスクトップ全体に録音録画可能な範囲が広がった。 会議中、リアルタイムに参加者の意見を投票・集計することができるアンケート機能が追加されたので、その場で質問を設定することができ、瞬時に集計結果が表示されるため、参加者の意見をスムーズに会議へ反映することが可能となった。

特にこのアンケート機能は秀逸で、議論対決と採決という西洋型の会議スタイルを好まない日本では、随時、全体の「空気」を探りながら、なるべく穏健かつ緩やかに議論の方向性が決まっていくという機能は、日本の組織風土にも適合したものと言えよう。

「MORA Video Conference」の利用料金は、月額3,150円/IDの定額制使い放題となっており、各メンバーが自分の今いる場所でいつでも会議に参加できるのが最大のメリットと言えるだろう。
(TechinsightJapan編集部 真田裕一)