交通事故に遭った場合、こちらが被害者であった場合には保険会社を通して慰謝料などの提示がある。
きっとプロが算定した金額なのだから妥当なのだろうなと思って諦めてしまうことが多い。しかし、実際には保険金の支払いは担当者の査定次第で金額が変わるものなのだ。こちらがおとなしく出ていれば甘く見られて、最低基準の慰謝料しか提示してこないのが普通だ。そこでプロが試算した賠償額がいくらなのか、自動計算してくれるソフトが提供された。

交通事故は、一生に一度遭うかどうか。被害者は、自分が賠償金をいくらもらえるか、どのような計算をするかなどわからないことだらけ。他方、交渉の相手方となる保険会社の担当者はその道のプロであり、知識の格差が非常に大きい。

そこで、みらい総合法律事務所では、交通事故の被害者が自分一人で自分が請求できる賠償金を計算できるソフトがあると交通事故被害者救済になると考え、今回発表した次第だ。

利用は無料である。特に後遺障害が残ることになった被害者は、今一度自分のもらった賠償額を見直してみて、あまりに差が大きいようなら同事務所に相談してみると良いのではないだろうか。

同事務所のホームページには、当初賠償額の20倍の金額をもらえた例が掲載されている。

交通事故賠償額は、仕事ができなくなったり、辞めざるを得なくなった場合の、本来もらえていたはずの金額を補填してもらうものである。諦めずに、もらうべきものは堂々ともらうべきであろう。
（TechinsightJapan編集部　真田裕一）