(4人で登場することは、もうないのか?)
フォール・アウト・ボーイがどうやら9年間の活動にピリオドを打つことになるようだ。昨年11月に無期限の活動休止を宣言したフォール・アウト・ボーイであったが、ついに解散することに。ただ、なぜ解散することになったのかについてはコメントしないという。しかし、twitterでの発言からはメンバーの間の複雑な雰囲気が・・・。
「フォール・アウト・ボーイは終わった。」
このようにtwitterに投稿したのは、ベース担当のピート・ウェンツだ。「フォール・アウト・ボーイで活動していくのは考えられない」という。さらに「自分の中で何かが変わったんだ。これはマジなんだ。分かってくれるだろう?」と付け加えた上で、「もう活動はしない。活動中止はみんなが年をとってさびしくなるまでずっとだ」と事実上の解散を語った。
いっぽうボーカルのパトリック・スタンプは、自分はすでにフォール・アウト・ボーイのメンバーではないことを明らかにしており、再びフォール・アウト・ボーイとして活動する可能性があるかどうかについては分からないという。実際に独自に活動を始めており、ソロでのレコーディングを行うようだ。
またギターのジョー・トローマンと、ドラムのアンディ・ハーレーも独自に活動を進めており、バンドAnthraxのメンバーと組むという。
この一連の事情について、ピートはtwitterの中で「メンバーの誰が悪いというわけではない、誰しも成長して別々の道を歩むものだ」としながらも、「バンド内での事については、明らかにするつもりはない」と語っており、メンバー内に微妙な空気があったことを匂わせている。以前はマイケル・ジャクソンの「Beat it」をカバーしたことでも知られるフォール・アウト・ボーイであるが、オリジナル本人は昨年他界し、今年はバンドの解散。残念ではあるが、今後のそれぞれの活躍に期待したい。
(TechinsightJapan編集部 クローン中山)