こんにちは 占い鑑定士の飛鳥 銘です。
今回は、いつもと趣向を変えて、北海道で縁結びから結婚式プロデュースまでワンストップサービスを提供しているウェディングプロデューサーの鳴海留美子さんと婚活座談会を開催しましたので、婚活最前線の模様などを話し合ったことを紹介したいと思います。
婚活という言葉は、結婚相談所やパーティ開催会社などに参加することの敷居を下げたとともに、年齢がある程度上でも「婚活してます」と自然に言える雰囲気を作ったという意味で非常によい言葉ではあると思います。
でも、婚活で一番大事なことが忘れられているということで意見が一致しました。
それは、相手を知るのではなく、自分を知るということです。自分が何を望んでいて、どんな生活をしたいのかということをきちんと知っていないと、パーティやお見合いに参加しても、目移りばかりして、相手のことを知ることができません。
たとえば、女性は相手の年収を最優先条件に上げる人が多いのですが、独身時代の楽しい消費生活を全部持ったままで、男性に扶養してもらおうと思っている人が多く、これではカップリングは無理というものです。
自分が「これだけは捨てられない」と思っているものが、ちょっと頭を切り換えてみれば別にどうってことなかったということがあるものです。
「海外旅行だけは絶対に止められない」と思っている人がいたとして、ふと気がつくと海外旅行に頻繁に行っていたのは、独身の寂しさを紛らわすための楽しみであって、本当にステキな人と巡り会ったら、その人と家でほっこり鍋でもしていたほうがずっと楽しいということに気がつきます。
これは我慢ということではありません。価値観の転換というものです。もちろん海外旅行それ自体は楽しいことですので、全部止める必要はないですが、何が何でも旅行に行かなければならないという思い込みは持つ必要がなくなるのですね。
こういう気づきを積み重ねていって、本当に自分が望む生活を描いてみれば、それは意外とシンプルなもので、それにふさわしい相手と自然と引き合うものです。
そんな、気づきと出会いのお手伝いを、鳴海さんと私もやっていこうということで、意気投合したのでした。
どうぞ皆様、ステキな週末をお過ごしください。
(TechinsightJapan編集部 飛鳥 銘)