writer : techinsight

【クリたまTVウォッチ!】紅白の陰の主役は彼らだ!”中年カリスマギタリスト”たち。

第60回NHK「紅白歌合戦」でトップバッターだった浜崎あゆみ。声が不調と言われていたが、元気いっぱい、2009年“大失敗ハリウッド映画”『DORAGONBBOLL EVOLUSON』の主題歌『Rule』を歌っていた。しかし、気になるのはあゆよりも彼女の歌を盛り上げる大事なアノ人の存在。今年も無事「彼」に会える事ができた。


いつものフランス人形風フリフリスカートは封印して、ドラゴンボールの悟空みたいなアジア風胸チラ衣装で舞台に立ったあゆ。途中、ダンサーが彼女を担いで神輿?を組んだり、歌うあゆの周りで宙返りしたりと、シルクドソレイユ又は中国雑技団みたいなステージはすごかった。しかし本当の主役は別にいる。今年も彼女につかず離れずバックバンドに溶け込むようにギターを弾いている、見覚えのある顔。そう、昔たのきんトリオにして今は浜崎あゆみをはじめいろいろなアーティストの音楽プロデューサーを務める野村義男。その人である。

今年もアユの歌を盛り上げていた野村義男は、かつてマッチ、トシちゃん、よっちゃんとして「たのきんトリオ」で活躍。しかし、二人に比べて人気がいまいちだったよっちゃんは、その頃から何か「お味噌」っぽい輝きを放っていた。たのきん解散後は、幼少の頃から親しんだギターの腕を生かしてバンドで活躍。その後、メガネで人気だった女優の野坂なつみと結婚し、着実に音楽家としての実績を積み、紅白でアユの後ろに(今年は前だった。)立つという今に至るのである。

元アイドルとは思えないたるみきった目尻で、ギターを弾くよっちゃん。彼を毎年紅白で見るたび記者は、懐かしい青春の日々やたのきんに夢中になった約30年前の昔を思い出す。「紅白さん、今年もよっちゃんに会わせてくれてありがとう。」

そしてその後、ニュースを挟んで紅白中盤、「ジュピター」でおなじみクラシックのメロディに勝手に歌詞を付けて歌ってしまう平原綾香の登場。今回も格調高く「ミオ・アモーレ」という歌を歌い始めた。そして記者は、熱唱する平原のうしろでギターを掻きむしるROLLY様(ローリー寺西)を発見!視聴率は悪かったが彼が中高年層の心をガッチリ摑んだNHK朝ドラマ『つばさ』浪岡正太郎役を経て、そのご褒美的な意味合いで紅白出演だろう。
相変わらず美しく怪しい貴公子ぶりに胸をときめかせるも、平原の歌に合わせてROLLYが歯でギターを弾いたり、秘技「笑うギター」を弾きやしないか心配になる。しかし、何事も起こらず仕舞いにはしっくり平原綾香になじんで終わったROLLY様。さすが、よっちゃん同様安定したプレーを楽しませてもらった。

今年もいろんな意味で楽しかったNHK紅白歌合戦。この番組は自分が年をとればとるほど面白くなることが分かる。野村義男、ROLLYのような往年のギタリストたちを若者の間に忍び込ませる中年向けの新手な「粋な計らい」。ぜひ毎年続けてほしい。
(TechinsightJapan編集部 クリスタルたまき)