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YouTubeで累計50万アクセス突破!足立区アニメに "ゆるキャラ"を超えた"きつキャラ"登場

足立区史上最大の兄妹ゲンカが勃発した…足立区のゆるキャラ改めきつキャラこと「アダチン」の新作アニメの話だ。今回も地元・都立江北高校の生徒が声優に挑戦している。

東京・足立区の公式マスコット「アダチン」のプロモーションを手がける株式会社ボングゥーは、「アダチン」の新作アニメを製作し、12日より公開を開始した。地元のケーブルテレビ足立およびYouTubeにて無料公開されている。

足立区の公式マスコットキャラクター「アダチン」は、足立区の文化芸術の振興を目指して2007年12月に誕生した。制作を手がけたのは東京芸術大学出身で、現在NHKなどで活躍する若手人気映像アーティスト・青木純氏だ。

全国的な「ゆるキャラ」ブームの中、「きつキャラ」という逆転の発想でつくられた。これまでにTBS「はなまるマーケット」、フジテレビ「FNNスーパーニュース」など数多くのテレビ、新聞などメディアに取り上げられている。また、足立区をPRする内容のアニメも制作され、北千住駅前などの街頭ビジョンやYouTube上で公開されている。株式会社ボングゥーによると、YouTubeでのアクセス数は累計で50万アクセスを突破しているという。

今回新たに制作されたアニメは「アダチンのいもうとイモチン!の巻」だ。今作では、アダチンの妹「イモチン」が初登場する。そしてアダチンがこれまで慣れ親しんだ北千住の街を飛び出し、同じく足立区の竹ノ塚が新しい舞台となっている。

いつもお兄ちゃんを敬わない生意気な妹イモチンに、アダチンが怒るというストーリーで、足立区史上最大の兄妹ゲンカが繰り広げられるとのことだ。

また、前作に引き続き、地元・足立区西綾瀬にある東京都立江北高等学校の演劇部員が声優に挑戦している。地元高校生たちのフレッシュな声にも注目だ。

YouTubeの年間アワード「YouTube Video Awards Japan 2009」のアニメ部門にノミネートされるなど、ますます勢いに乗るアダチンに注目だ。近作や過去のアニメ動画はアダチンの公式サイトにて視聴できる。
(TechinsightJapan編集部 鈴木亮介)