writer : techinsight

第61回さっぽろ雪まつりに初音ミクが登場 クリプトンフューチャー

初音ミクの開発元であるクリプトンフューチャーは、札幌のソフトウェアベンダーである。そして札幌といえば、「さっぽろ雪祭り」である。雪祭りはメインの大雪像のほかに市民雪像というものもあるが、あとは出店や土産物屋があるだけの、どちらかといえばコンサバな祭りである。
しかし、今年の雪祭りはひと味違う。クリプトンフューチャーとのコラボにより、初音ミク雪像や初音ミクキャラ、「雪ミク」仕様のプリペイド乗車カードやオリジナルグッズの販売が行われる。さらに様々なイベントが予定されている。

今回のイベント用メインキャラは、初音ミクの雪祭り仕様である「雪ミク」の物販である。

まず、『雪ミク』ウィズユーカード+オリジナルグッズセットは、札幌市営交通(地下鉄・市電)/ジェイ・アール北海道バス/じょうてつバス/中央バスで使えて、乗り継ぎにも使える便利なカードが、「雪ミク」仕様になって登場である。

仕様は、ウィズユーカード、雪ミク仕様マウスパッド、記念ポストカード2枚セット、ミクの歌声が聴けるサンプルCD(3曲入り)が付属
価格は¥2,000 (税込) 数量は3,000個(一人2セットまで購入可)となっている。
期間:2月5日(金)~2月7日(日)午前8時~午後5時までだ。

さらに、『ねんどろいど 雪ミク』は、塗装済み可動フィギュアノンスケール(全高:約100mm)で価格は¥3,000 (税込)で販売される。
数量は1,500個で一人 1個まで購入可)期間は2月5日(金)~2月7日(日)午前8時~午後5時までだ。

多くのファンが行列を作ることが予想されるので、早めのお出かけが推奨される。なお、地元札幌の人はわかっていると思うが、地下鉄駅構内は寒いので重装備で行くようにしてほしい。

そして、関連イベントとして、イベントスペース in ノルベサにおいて「初音ミクとコンピューター音楽の集い」が開催される。
初音ミク関連情報からコンピューター/ゲーム音楽の切り口まで行われる音楽の集いでは、初音ミク関連企業の関係者から、初音ミクの声を担当した藤田咲さんまで濃厚なメンバーによる、ディラッドボードを使用したハイクオリティ3D初音ミクを使用したプレゼンテーションなどを含めたフリートークセッションに加え、3月にフルアルバムリリースが決定し、代表曲『*ハロー、プラネット。』の世界観をモチーフにしたゲームや、アルバム『ボーカロイドは終末鳥の夢を見るか?』のリリースも控えている気鋭のクリエイター「sasakure.UK」によるDJライブアクト、そして日本が世界に誇るテクノポップ/チップチューンユニット「8bit Project」によるライブなどが予定されている。

今年のさっぽろ雪祭りはミクファンの熱気に包まれそうだ。
(TechinsightJapan編集部 真田裕一)