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パナソニック 「Let's note」春モデル9シリーズ発売 Core iファミリー搭載で高速化

パナソニックは、モバイルパソコン「Let’snote」の新製品として、春モデル「9シリーズ」を発売する。

全モデルでインテル ターボ・ブースト・テクノロジー採用の新プロセッサー搭載。F9/S9/N9シリーズは、標準電圧版のインテル Core i5-520M vProTM プロセッサー(2.40GHz)を採用し、さらに、R9 シリーズでも、インテル Core i7-620UM vProTM プロセッサー(1.06GHz)を搭載。。「インテル ターボ・ブースト・テクノロジー」利用時にはF9/S9/N9 では最大2.93GHz、R9 では最大2.13GHz の高速処理にも対応している。

また、「インテル ハイパースレッディング・テクノロジー」により、マルチタスクや、マルチスレッド処理性能が向上し、高性能を最大限に発揮し、さらに快適なメインマシンとして利用できる。

全モデルで標準2GB 最大4GBのメインメモリーが搭載可能で、250GBのハードディスクドライブを搭載している。

高速データ通信サービス「モバイルWiMAX」に接続可能な通信モジュールを標準内蔵(R9を除く)し、高速モバイル通信にいち早く対応。今回は、新モジュール内蔵により、通信速度が向上し、受信最大20Mbps/送信最大6Mbps の高速通信が可能となった。

いつものLet’s noteの軽量タフネスさは今回も健在で、F9では約1.6kgでバッテリー9時間駆動、最軽量のR9では0.93kgでバッテリー7.5時間駆動を実現している。

S9/N9 シリーズはデジタル映像、音声をケーブル1 本で出力可能なHDMI 端子を搭載。1920X1080/1200ドットの出力が可能で、薄型テレビなどでも高解像度で出力が可能である。
なお、従来のVGA 端子も継続して搭載し、内部LCD/VGA/HDMI のうち同時に2 画面まで表示ができる。また、USB 端子を左に2 基、右に1 基配置することにより、さらに使いやすさが向上している。

Core iシリーズ搭載ノートとしては最小最軽量クラスのLet’s note新作は2月17日に発売予定である。
(TechinsightJapan編集部 真田裕一)