writer : techinsight

富士通の春モデルPCは超軽量495gの「LOOK Uシリーズ」を含む8シリーズ17機種


富士通は「FMVシリーズ」の春モデルとして、オールインワンノートPC「FMV-BIBLO」、オールインワンデスクトップPC「FMV-DESKPOWER」の計8シリーズ17機種を1月21日より販売開始する。

今回のモデルラインナップで目を引くのが、超軽量約495g のReal Pocket size PC「LOOX Uシリーズ」だ。
立ったままでも操作ができるように「Windows タッチ」機能を搭載するとともに、どこでも通信できるように高速無線通信技術「モバイルWiMAX」を内蔵している。外出先や移動中もフルブラウザでの高速インターネットを快適に利用することができ、コンパクトながらもPCとしての基本性能を備えている。

また、天板だけでなく底面も塗装した360°デザインを採用し、3色のカラーバリエーション(ルビーレッド、ヴィンテージゴールド、モカブラック)を用意しており、ユーザーのファッションスタイルに合わせた1台を選ぶことができる。さらに、「A BATHING APE(ア ベイシングエイプ)」とのスペシャルコラボレーションモデルも提供される。

この種の超小型PCは、操作性や性能よりも、いかにスタイリッシュなライフスタイルを演出できるかにかかっており、先発のSONY VAIOシリーズとの差別化をどう図っていくかが勝負になろう。

「LOOX Mシリーズは、正統派ネットブックである。
プロセッサ性能とグラフィックス性能が向上した最新CPU「インテル Atom プロセッサー N450」を搭載している。また、従来の1,024×600ドットから1,366×768ドットへ高解像度化した液晶と、上下にスクロールしやすい「スクロールパッド」を採用し、ホームページの閲覧性が向上している。

また、ネットブックは2台目パソコンとしての利用が多いため、USBケーブルを挿すだけで、もう一台のパソコンからLOOX Mシリーズのハードディスクのデータを読み書きできる「USBメモリ機能」や、DVDドライブを共有してインストール作業などができる「DVDドライブ共有機能」に対応している。さらに、高速無線通信技術「モバイルWiMAX」を内蔵し、外出先や移動中も高速インターネットを快適に利用することができる。

デジタル放送やAV機能を楽しめるフラグシップ液晶一体型「F/G90D」は、「インテルターボ・ブースト・テクノロジー」に対応した最新CPU「インテル Core i5-430Mプロセッサー」を搭載し、CPUに負荷がかかるハイビジョン映像(AVCHD)の編集などを快適に行うことができる。

また、地上デジタル・BSデジタル・110度CSデジタル放送のダブル録画に対応している。専用LSI「Dixel HDエンジン」により、ハイビジョン画質のままでハードディスクに5倍録画できる長時間録画(注8)や、ハイビジョン画質のままDVDに約2時間保存ができるAVCRECに対応している。

フルハイビジョンに対応した23型ワイド液晶と、高画質化ボード「Dixelエンジンボード2」により、デジタル放送やBlu-ray Discの映像をあざやかな画質で楽しむことができる。また、OSを起動しなくても接続したゲーム機やAV機器の映像を楽しむことができるHDMI入力端子を搭載しているので、テレビやレコーダーと組み合わせて、トータルなAVコントロールセンターとして使用することが可能だ。

大画面18.4型ワイド液晶搭載のハイビジョンフラグシップノート「NW/G90T」や13.3型で2kg以下の大画面ハイスペック・モバイルノート「MGシリーズ」など、充実のラインナップとなっている。
(TechinsightJapan編集部 真田裕一)