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ノートPCと同じジェスチャー機能が使える外付けタッチパッドを発売 プリンストンテクノロジー

ノートPCのタッチパッドは長年にわたって、ポインティングデバイスとしては補助的な手段として位置づけられていたが、近年の様々なジェスチャー動作の導入により、マウスに匹敵する操作性を手にした。
そんなタッチパッドをデスクトップPCでも使いたいユーザー向けの商品として、プリンストンテクノロジーは、テンキー機能付きタッチパッド「スマートパッド(PTP-SP1シリーズ)」を発売する。

「スマートパッド(PTP-SP1シリーズ)」は、ノートPCなどに装備されているタッチパッドのようにタッチエリアを指先で操作することで、マウスの代わりにパソコン上のカーソルを自由に操作することができるタッチパッドである。

付属のドライバをインストールすることで、タッチパッドを複数の指で操作できる「ジェスチャー機能」が使用でき、2本指でつまむ・はじくようなジェスチャーで画面の拡大・縮小や回転、3本指でスライドしてマイコンピュータの表示や画面の切り替えなど、さまざまな操作を実行することができる。

複数の指を使ってタッピングした際にあらかじめ登録したアプリケーションを起動することができる「マイプログラム機能」などの便利な機能も備えている。

また、本製品を使用して携帯電話の文字入力のような感覚で文字を入力することができるソフトウェア「携帯入力forスマートパッド」が付属しており、インターネットのキーワードなどの簡易文字入力時に便利に活用することができる。ケータイ世代には嬉しい機能と言える。

Windows7の登場により、ポインティングデバイスは、マウス、タッチパッドそしてタッチスクリーンと多様化しており、それぞれの美意識が反映されるようになりそうだ。元祖パソコン世代はマウスにこだわるだろうが、下の世代は様々なインタフェースの中から、一番自分らしいものを選び取るようになるであろう。

色は、ブラックとホワイトの2色。
発売予定日は2009年1月下旬 実売予想価格は2980円となっている。
(TechinsightJapan編集部 真田裕一)