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ソフマップとトレンドマイクロが中古Mac市場で協業 セキュリティソフトバンドル中古Macを販売

アップルコンピュータのMacは、同スペックのWindowsPCと比べて割高感があるのは否めない。しかし、iPhoneの普及に伴い母艦をWindowsマシンではなくMacに統一したいユーザーは多いであろう。そんなユーザー向けに、中古Macにセキュリティソフトをバンドルして安価に販売するべくソフマップとトレンドマイクロが不思議な協業を始めることとなった。

昨今のインターネット環境の変化に伴い、不正プログラムはその活動範囲を広げており、Windowsのみならず、Mac OSを標的とした不正プログラムも多数確認されている。
加えて、フィッシング詐欺やスパムメール、ホームネットワークへの不正侵入等、ユーザが使用しているオペレーティングシステムを問わない攻撃も近年増加する傾向にあり、インターネットの利便性の拡大と共に、リスクについても比例して高まりつつある。

こうした状況を鑑み、「ウイルスバスターfor Mac 90日期間限定版」を中古Macにバンドルすることで、ソフマップは中古Macの商品価値向上を図ると共に、トレンドマイクロはMacユーザをインターネット上の脅威から守ることを目指していくとしている。

たとえば、iPhoneの母艦として3年前の中古Macminiならばスタイリッシュで、かつメディアステーションとしても存分に活躍してくれる。高嶺の花のMac Proでも、セキュリティソフトと共に安価で導入でき、かつBOOT CAMP等でWindowsも動作させられるなどのメリットがある。

取扱店舗は、ソフマップの中古Mac取り扱い店舗22店、ソフマップ・ドットコム、ソフマップU-FRONTの中古Mac取り扱い各店舗となっている。
(TechinsightJapan編集部 真田裕一)