株式会社関心空間は、2010年1月5日、Twitter(ツイッター)機能にエリア情報を組み合わせた新しいiPhoneアプリ「ランブリン」を正式リリースした。ツイッタークライアントにエリア検索機能を加えたもので、エリアごとのつぶやきを見たり、エリアに対してつぶやいたりすることで、新しいコミュニケーション体験が可能になる。
ランブリンは、国内での利用が加速しているTwitter(ツイッター)の「つぶやき」に位置情報を付加して扱うことで、Twitterのつぶやきと店舗・駅・イベント会場といったスポットを密接に組み合わせることを可能にする。
ランブリンのユーザーは、iPhoneを通してエリア毎のつぶやきを見たり、スポットに対してつぶやいたりすることが可能となり、これにより「エリア+つぶやき」という、Twitterだけでは実現できない新しいソリューションを提供する。
ランブリンの利用ユーザーは、iPhoneを持ち歩いて、今いる場所やこれから訪れる先々で何が起こっているか、エリアのつぶやきを通して知ることができる。
エリアのつぶやきには、同じエリアにいるユーザーが書き込んだ内容はもちろん、店舗オーナーやショップスタッフなどが自分のスポットから発信したつぶやきも含まれる。
これは、実店舗やイベント会場、公共施設などが、周辺の人々に対してネットを使ったリアルタイムの情報告知・宣伝が行える革新的な手法を提供することとなる。
人気アプリとなっているセカイカメラも同様なのだが、iPhoneが威力を発揮するのは、位置情報・スポット情報と連動したサービスを実現したときである。ランブリンもそうした位置情報連動アプリとして、活用されることが期待される。
ランブリンの販売価格は350円
iPhoneおよびiPod touchで動作するアプリケーションとしてApp Storeにて販売される。
(TechinsightJapan編集部 真田裕一)