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2009年は、ツイッターの急激な利用者か拡大に伴い、様々なサービスがツイッターとの連携を開始した年であった。今回は日本の先駆的な「ネットつながり」をリードしてきた「関心空間」が、ツイッターと連携を開始した。
「関心空間」と「ツイッター」が近しい点として、具体的には、フォローすることや外すことに相手の承諾を必要としないという、『関係が密すぎない気楽さ』がまず挙げられる。
関心空間では、各会員ユーザが投稿した「関心ごと」同士は「つながり」というリンクでつなげていくことが可能であるが、ユーザ同士に「つながり」をつけることはできないしくみになっている。
これは、「友人」関係が過剰な社交のプレッシャーになってしまわないようオープン当初から設計されていたものである。
また、関心空間には「ブックマーク」という機能があり、関心空間内のコンテンツをブックマークすることができるのであるが、実はコンテンツのみならず、人(他の会員ユーザ)をブックマークすることもできる。人をブックマークすると、その人が関心空間内で行ったこと(「関心ごと」の新規投稿など)をマイページで逐一確認できるようになる。もちろんブックマークであるので、相手の承諾を得る必要はない。これは、ツイッターでいうところのフォローおよびタイムラインにかなり近しいといえる。
今回提供開始した機能としては、関心空間アカウントとツイッターアカウントの連動設定を行うことにより、空間ページ(各会員ユーザのトップページ)に最近ツイッターでつぶやいた内容が一覧表示される点が挙げられる。
続いて、関心空間とツイッターへの同時投稿機能の提供である。
これらの連携により、ユーザーの関心がつぶやきとなり、つぶやきが関心を喚起するというシナジーが期待できるだろう。
今後期待されるのは、同時投稿・閲覧クライアントの発展である。つぶやきは、mixiやアメーバなどにも存在し、多くのユーザーは個別に投稿するのでなく、一括投稿と個別投稿を必要に応じて使い分ける。これをPCやモバイルデバイスで効率的に行うクライアントの登場が待たれるところである。
(TechinsightJapan編集部 真田裕一)